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今年もやはり
G.W.はあっという間に過ぎました♪(^_^;)
家族との時間
友人との時間を楽しみつつ
学びの時間もしっかりと
今日は 私の学びから
「4スタンス理論」のお話です
ピアノを弾くための
脳の働きや、身体運用に関する学びを
続けていますが
4スタンス理論は身体運用に関する研究です
人の動きの「重心」や「軸」が
どこにあるのかを(どこを意識しているか)
大まかに4つに分類して
視覚化し細分化・調整しながら
よりスムーズな動きを獲得しようというもの
ピアノレッスンにおいて
「弾ける」場合には
ここまでの理解は不要ですが
「弾けない」場合には
弾けない原因が何かを探す手がかりとして
指導者に必要な視点です
私と同じスタンスタイプではない生徒さんに
「真似してごらん」ということの危険性…
弾きやすくなるはずがありません
素早いパッセージを弾く時には
手のどの部分から動かすのがいいのか
アルペジオは
手首を動かす方がいいのか
肘を動かす方がいいのか
しっかりと音を出したい時に
前傾するのがいいのか
体を引くのがいいのか
レッスンでは
いくつかの方法を
「やってみて」「感覚を確かめて」
自分の「出したい音」を
「より弾きやすい」方法で弾く
ということを選択していきます
4スタンス理論を取り入れることで
より多角的に より効率よく
それぞれが持っているスタンスタイプに合った
「弾きやすい」を探せると感じています
型にはめる ということのないように
もう少し時間をかけてじっくり学んで
「個性を大切にするレッスン」を
生徒さんたちに還元していこうと思います