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「音色」
ねいろ・おんしょく
よく耳にし
よく口にもする
この言葉
調べてみると
・聴覚に関する音の属性の一つ
・音響学的には音の波形の違い
・基音に対する倍音の各強度の比
などなど
具体的な説明がたくさん出てきます
実際に、様々な音程の和音を聴いて
どんな色をイメージするか
という検証データもありました
まぁ、でも、専門的なことは
私の脳内引き出しに置いておいて…
レッスンでは
「色のイメージ」を
「可視化」して「表現」して「聴く」
という体験を大切にしています
これがピアノ演奏の醍醐味とも言えますね
園児さんには
12調ポジションを覚えたころの
移調奏の時に色塗りを…
曲の構成を学ぶ時には
セクションごとに物語を考えながら色付けを…
ミスのあった箇所には
違う色で楽譜にチェックをつけます
間違いが続くと虹色に…
一番効果を発揮するのは
なんと言っても
バッハ インヴェンション!
モティーフをラインで結ぶと
何やらメッセージが浮かび上がってきて
謎解きが楽しくなります
イメージすること
表現することが
苦手な生徒さんも
実際に色をつけて可視化することで
演奏が変わることがあります
音に対する「視覚」からのアプローチは
楽譜を見て演奏する
というピアノ演奏には不可欠です
私がレッスンに
ビジョントレーニングを取り入れる理由も
ここにあります
人の情報入力の8割は視覚から…と言われます
視覚機能の発達を促して
「目」を自由自在に使えたら
譜読みはもっと楽になる!
学童期からスマホやタブレットが
なくてはならない時代….
より一層、視機能の調整が必要だと感じています
2023年も残りわずか…..
今年も1年
たくさんの子どもたちと
音楽の時間を共有することができました
私自身の学びも
より多方面に重ねることができて
まだまだ深めたいことが盛りだくさんです
今年もたくさんの縁をいただき
幸せな気持ちです
みなさまありがとうございました